大学1年生という、人生で最も自由な時間が溢れている時期にこのページに辿り着いたあなたは、すでに上位数%の「情報感度」と「将来への投資意欲」を持っています。
しかし、ただ漫然と勉強を始めても合格できません。なぜなら、あなたが試験を受ける頃(2〜3年後)には、2026年の試験制度改革が完全に適用され、過去の合格体験記が通用しなくなるからです。
添付資料の分析に基づき、大学1年生が「在学中合格」を勝ち取るための、最新かつ最短の戦略ロードマップを現役合格者視点で解説します。
🎓 この記事で設計する「大学生活」の勝算
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「2026年問題」を逆手に取る! 新入生が直面する試験の難化と対策 - ✔
サークルやバイトは? 「大学3年で合格」するための完璧な4年間スケジュール - ✔
「簿記2級の罠」に注意! ネット試験(CBT)の意外な落とし穴
1. 今始めるべき理由:「2026年の壁」と先行者利益
「まだ1年生だし、ゆっくりでいいや」と思っていませんか? それは大きな間違いです。
あなたが受験の天王山を迎える2026年〜2027年は、公認会計士試験の構造が大きく変わるタイミングです。
① 企業法短答式試験の「時短化ショック」
令和8年(2026年)試験から、短答式試験の科目「企業法」の試験時間が60分から50分に短縮されます 。
問題数は20問のまま変わりません。つまり、1問あたりに使える時間が3分から2.5分に減るのです。
従来の合格者は「じっくり考えて正解を導き出す」訓練をしていました。しかし、これからの試験で求められるのは「反射神経」と「即断即決」です。
早期に勉強を開始し、この新しいスピード感に対応した脳を作っておくことが、現役合格への絶対条件となります。
② 若手需要の爆発(インボイス・電帳法の余波)
現在、会計業界はインボイス制度の導入や電子帳簿保存法対応などで業務量が激増しています 。
監査法人も人手不足であり、特に「ITリテラシーのある若手(Z世代)」は喉から手が出るほど欲しい人材です。在学中に合格すれば、就職活動は「楽勝」どころか、複数の大手法人から接待を受けるレベルの売り手市場が待っています。
2. 最初の関門:日商簿記2級の「ネット試験」対策
公認会計士試験への登竜門として、まずは日商簿記2級を目指す人が多いでしょう。
しかし、最近のネット試験(CBT)は、以前よりも「難化・変質」しているというデータがあります 。
📊 近年の簿記2級の傾向
- 問題プールの拡張:
CBTはランダム出題ですが、データベースの問題数が増え、対策の薄い「マイナー論点」や「ひねった問題」に当たる確率が上がっています。 - 第2問の重量化:
以前は穴埋めなどが多かった第2問で、ガッツリとした計算問題(連結会計など)が出題され、時間不足に陥る受験生が続出しています。
大学1年生は、まずこの「新しい簿記2級」を2〜3ヶ月以内に突破することが最初のミッションです。
ここで足踏みすると、会計士試験の膨大なカリキュラムを消化しきれません。特に「連結会計」の頻出パターン(開始仕訳、のれん償却、内部取引消去など)は、会計士試験にも直結するため、完璧に仕上げてください 。
3. 4年間を完全攻略! 「在学中合格」ロードマップ
大学生活の4年間をフル活用した、無理のない(しかしストイックな)合格スケジュールを提案します。
【大学1年】 基礎体力作りと「ダブルスクール」開始
目標: 日商簿記1級レベルの計算力完成。
入学と同時に予備校(CPA、TAC、大原など)に申し込みます。サークルやバイトと両立するなら、この時期に「計算科目(財務・管理)」をどれだけ貯金できるかが勝負です。理論はまだ触れなくてOKです。
【大学2年】 短答式(マーク)への挑戦
目標: 12月または5月の短答式試験 合格。
ここから理論科目(企業法・監査論)が入ってきます。2026年改革を見据え、企業法は「タイムマネジメント(50分で解く練習)」を徹底します 。
大学の授業はうまく単位を取りつつ、予備校のカリキュラムを優先させます。
【大学3年】 論文式(記述)合格と就活終了
目標: 8月の論文式試験 合格 ➡ 監査法人内定。
周りの友人がインターンや就活に焦り出す中、あなたは試験勉強のラストスパートです。8月に合格すれば、その秋には大手監査法人から内定が出ます。つまり、一般的な就活(ES書き、面接行脚)は免除されます。
【大学4年】 自由と実務のスタート
状態: 最強の大学生。
単位が残っていれば授業を受けつつ、監査法人で「非常勤職員」として時給数千円の高待遇バイトを始められます。卒業旅行の資金も自分で稼げます。
4. 挫折しないための「戦略的思考」
4,000時間の勉強は、精神力だけでは続きません。賢い戦略が必要です。
1
「満点」を狙わない勇気を持つ
試験時間の短縮により、全ての肢(選択肢)を検討する余裕はなくなります。
「肢を上から順に読み、正解を見つけたら残りは読まずに次の問題へ進む」という「見切り」の技術を習得してください 。
これは度胸ではなく、確率論に基づいた戦略です。
2
「全体最適」で脳を守る
短答式試験は長丁場です。朝の企業法で脳のスタミナを使い果たすと、午後の計算科目(財務会計)でミスを連発します。
企業法は「思考」ではなく「暗記(反射)」で解ける問題を増やし、脳のエネルギーを温存する。そうやって一日を通したパフォーマンスを管理する視点を持ってください 。
まとめ:大学生活を「投資」に変えろ
大学1年生からの公認会計士受験は、決して早すぎません。むしろ、2026年の制度改革を考えると、「今始めなければ間に合わない」ギリギリのタイミングとも言えます。
飲み会やサークルを少しセーブし、この資格に時間を投資することで、あなたは一生食いっぱぐれない「専門性」と「自由」を手に入れることができます。
まずは予備校のパンフレットを取り寄せ、今日から電卓を叩き始めましょう。

