「テキストと基本問題集が終わった!いよいよ総仕上げだ」
「予想問題集を買ったけど、いつから手をつけるのがベスト?」
「もし点数が悪かったらどうしよう…」
簿記3級の学習が終盤に差しかかると、誰もが「予想問題集(模試)」にどう取り組むべきか悩みます。
結論から言えば、予想問題集は「実力を測る」ためではなく、「合格点を取る実力を完成させる」ために使うツールです。
点数に一喜一憂するのではなく、「いつから」「どう使うか」という「活用術」こそが合否を分けます。この記事では、予想問題集の効果を最大化する戦略を徹底解説します!
予想問題集を始める「最適なタイミング」はいつ?
予想問題集を解き始めるタイミングは、早すぎても遅すぎても効果が半減します。
ズバリ、試験の「2〜3週間前」から!
これが黄金のタイミングです。具体的には、「テキストと基本問題集(個別問題集)を最低2周は終え、全体の論点(仕訳や決算整理)がだいたい頭に入った」と感じた瞬間です。
⚠️ やってはいけないタイミング
- 早すぎる(例:テキスト直後):
まだ基礎が固まっていないのに解いても、全く解けずに自信を失うだけです。 - 遅すぎる(例:試験前日):
弱点が見つかっても、対策する時間が残っていません。
なぜ「予想問題集」を解く必要があるのか?
基本問題集だけではダメなのでしょうか? 予想問題集でしか得られない、3つの重要な目的があります。
- ①「時間配分」の感覚を掴むため
簿記3級の試験時間は「60分」です。これは非常にタイトです。大問1(仕訳)、大問2(勘定記入や理論)、大問3(決算)に、それぞれ何分かけるのがベストか? 本番で時間が足りなくなるのを防ぐため、自分なりの時間配分(=タイムマネジメント)を確立する必要があります。 - ②「本番形式」に慣れるため
問題の解き方には「戦略」が必要です。例えば、「大問1 → 大問3 → 大問2」のように、点の取りやすい仕訳と決算書作成を先に攻める戦略など、自分に合った解き順を見つけることができます。 - ③「弱点(解けるつもり)」を炙り出すため
これが最大の目的です。基本問題集では論点別に解くため「解ける」気になっていますが、ランダムに出題されると急に解けなくなるのが「試験」です。「分かっているつもり」だった弱点を発見できます。
点数に一喜一憂しない!最強の「復習法」と「活用術」
ここが最も重要です。予想問題集は「解きっぱなし」では何の意味もありません。「解く時間(60分)< 復習時間(90分〜120分)」くらいの意識が丁度よいです。
大前提:1回目の点数はボロボロで当たり前!
最初に解いた模試の点数が、合格点(70点)に満たなくても、全く気にする必要はありません。30点でも40点でも構いません。それは「今の実力」ではなく、「これから合格までに埋めるべき穴」が明確になっただけです。
大事なのは「点数」ではなく、「なぜ間違えたか」の分析です。
【効果最大化】ミスの原因を「3色」に分類する
丸付けが終わったら、間違えた箇所(✕)に、以下の3色のペンで「なぜ間違えたか」を書き込みましょう。
「この仕訳、見たことない」「決算整理の手順を完全に忘れた」など、知識自体が抜けているミス。
→ 対策:すぐにテキストの該当箇所に戻り、基本問題集を解き直す。
「仕訳は合ってたのに、集計を間違えた」「電卓の打ち間違い」「勘定科目を書き写す場所を間違えた」「漢字が違う」など、分かっていたはずの「うっかりミス」。
→ 対策:下書きの書き方を工夫する(字を大きく、T勘定を使うなど)。指差し確認や検算のクセをつける。
「ここ、分かってたけど時間がなくて解けなかった…」という問題。
→ 対策:解く順番を見直す。仕訳問題(大問1)のスピードを上げる練習をする。
予想問題集は何回分解けばいい?
「何冊もやる」必要はありません。「何回分解いたか」よりも「どれだけ完璧に復習したか」が重要です。
- 最低5〜6回分は解きましょう。(1冊にだいたいそれくらい入っています)
- 一度解いた問題は、「100点」が取れるようになるまで2〜3回繰り返します。
- 間違えた問題だけをまとめた「復習ノート」を作っておくと、試験直前に見返す最強の武器になります。
まとめ
簿記3級の予想問題集は、学習の最終段階で「本番力」を鍛えるための最高のトレーニングです。
点数に一喜一憂せず、「解く → ミスを分析(3色分類) → 弱点を潰す(テキストに戻る)」というサイクルを回すこと。
この正しい活用法を実践すれば、あなたの実力は試験日までに飛躍的に向上します。最後まで自信を持って、学習の総仕上げに取り組みましょう!

